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2006.06.05

お通夜の席で

今年新年早々あった葬式は若い人のものであったから辛かったが、今日のお通夜は今村昌平より高齢の人なので雰囲気自体だいぶ違った。早く行ったので云われるまま式場内の椅子に腰掛けた。後ろに坐った人たちは故人の家の近くに住んでいるらしく、おしゃべりに余念がない。ムニャムニャと坊さんが経をよんでいる間も、声こそ低くしたもののお喋りをやめない。その話のなかに、私の友人の叔父さんが出てきた。その叔父さんという人も坊さんで、お喋り連中のなかに檀家の人がいるらしい。
読経の巧拙、、跡を継ぐ修行中の息子について等々、相槌をうちながらおばさん、おじさんたちの話は続く。こちらも退屈だから聞き耳をたてたりして。人のいるところでのうわさ話は注意しなきゃ。
『スターリン・ジョーク』に次の様なのがある。東ベルリンで2人の友人が出会った。ウルブリヒト東ドイツ議長をどう思うか? こんなことを街の真ん中で話せない、誰にも聴かれないところで話そう、ということで2人は次々に場所を移動し郊外の野原へ、訊かれた男はそっとささやいた、「ぼくは、ウルブリヒトが好きなんだ」。

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